- 2025年4月11日
おすすめWi-Fiルーター9選!戸建て・マンション・一人暮らしに最適な機種をご紹介 #PR

本記事では、戸建て・マンション・一人暮らしといった住環境別に最適なWi-Fiルーターを9機種厳選してご紹介します。
通信速度や安定性、価格帯など多角的な視点から比較しますのであなたのニーズに合った1台が必ず見つかるはず。快適なインターネット環境を構築するためにも、ぜひお役立てください。
Wi-Fiルーターの選び方
Wi-Fiルーターは日常生活において欠かせないネットワーク機器ですが、種類が多く選ぶのに迷うことも多いでしょう。ここでは、Wi-Fiルーターを選ぶ際に押さえておきたいポイントを詳しく解説します。
通信規格
Wi-Fiルーターを選ぶ際、最も重要なポイントの一つが通信規格です。現在主流となっている規格は以下の通りです。
規格 | 最大速度 | 特徴 | 向いている用途 |
---|---|---|---|
IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6) | 約9.6Gbps | 最新規格、混雑した環境でも安定 | 4K/8K動画視聴、多数デバイス接続環境 |
IEEE 802.11ac (Wi-Fi 5) | 約6.9Gbps | 5GHz帯のみ対応、安定した通信 | 一般家庭のオンラインゲーム、動画視聴 |
IEEE 802.11n (Wi-Fi 4) | 約600Mbps | 2.4GHz/5GHz両対応、普及型 | メール、SNS、ウェブ閲覧程度 |
2023年12月22日、日本でもWi-Fi 7の利用が正式に認可されましたが、現在も主流のWi-Fi規格はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)です。Wi-Fi 6は、従来の規格と比較して速度が向上しているだけでなく、同時接続性能が大幅に改善されています。そのため、多くのデバイスを接続する家庭やオフィス環境に特に適しています。
一方、一般的な利用であれば「Wi-Fi 5」(IEEE 802.11ac)でも十分快適に使用できることが多いです。用途や予算に合わせて選びましょう。
周波数帯
Wi-Fiルーターは主に2.4GHzと5GHzの2つの周波数帯を使用します。それぞれに特徴があるため、使用環境に合わせて選択しましょう。
周波数帯 | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
2.4GHz | 広い範囲をカバー | 障害物に強い、通信距離が長い | 電子レンジなどの家電と干渉しやすい、混雑しやすい |
5GHz | 高速通信が可能 | 干渉が少なく安定している、高速 | 障害物に弱い、通信距離が短い |
現在の主流は2.4GHzと5GHzのデュアルバンド対応ルーターで、状況に応じて使い分けることができます。広い家や壁の多い間取りでは2.4GHzの方が電波が届きやすく、高速通信が必要な場合は5GHzを使うといった使い分けが可能です。
最新のハイエンドモデルにはトライバンド対応(2.4GHz×1、5GHz×2)のものもあり、さらに効率的な通信が可能になっています。
有線LANポートの数と速度
無線接続が主流になりつつありますが、ゲーム機やデスクトップPCなど、安定した接続が必要なデバイスには有線LANを使うことも多いです。その際に重要なのが、有線LANポートの数と対応速度です。
一般的なWi-Fiルーターには、WAN(インターネット接続用)ポートが1つと、LAN(内部ネットワーク用)ポートが複数搭載されています。
ポート速度 | 特徴 | 向いている用途 |
---|---|---|
100Mbps | 一般的な速度 | 通常の家庭利用(ウェブ閲覧、メールなど) |
1Gbps(ギガビット) | 高速通信可能 | 大容量ファイル転送、オンラインゲーム |
2.5Gbps/5Gbps/10Gbps | 超高速通信(ハイエンドモデル) | 8K動画編集・配信、サーバー運用 |
有線LANポートが4つ以上あれば、テレビ、ゲーム機、デスクトップPCなど複数の機器を同時に接続できて便利です。特にオンラインゲームや大容量ファイルの転送を頻繁に行う場合は、ギガビット(1Gbps)以上の対応ポートを持つルーターがおすすめです。
また、最近ではマルチギガビット対応(2.5Gbps/5Gbps/10Gbps)のルーターも登場しており、超高速回線や社内LANでの利用に適しています。
メッシュWi-Fi対応
広い家や戸建て、電波の届きにくい間取りの住宅では、従来の単体ルーターでは電波が届かない「デッドゾーン」が発生しやすいという問題がありました。そこで近年普及しているのが「メッシュWi-Fi」システムです。
メッシュWi-Fiとは、複数のアクセスポイント(親機と子機)を連携させて、広いエリアをカバーするWi-Fiネットワークを構築する技術です。
項目 | 単体ルーター | メッシュWi-Fi |
---|---|---|
カバー範囲 | 限定的 | 広範囲 |
設置の柔軟性 | 低い | 高い(複数ユニットを自由に配置可能) |
接続の安定性 | 電波の届く範囲内のみ | 自動的に最適な接続先を選択 |
初期設定 | 比較的複雑 | 簡単(専用アプリで設定可能なものが多い) |
価格 | 比較的安価 | 高価(複数ユニット必要) |
メッシュWi-Fiの最大の特徴は、家の中を移動しても同じSSID(ネットワーク名)で途切れることなく接続できることです。従来の中継器と違い、接続が途切れたり速度が大幅に低下したりする問題が少なく、シームレスな接続が可能です。
代表的なメッシュWi-Fiシステムには、Google Nest Wifi、TP-Link Decoシリーズなどがあります。2階建て以上の戸建てや、マンションでも100㎡を超えるような広い間取りの場合は、メッシュWi-Fi対応モデルの導入を検討するといいかもしれません。
セキュリティ機能
Wi-Fiルーターはインターネットへの玄関口となるため、セキュリティ機能は非常に重要です。最新のセキュリティ対策が施されたルーターを選べば、不正アクセスやサイバー攻撃からネットワークを守ることができます。
セキュリティ機能 | 概要 | 重要度 |
---|---|---|
WPA3対応 | 最新の暗号化規格 | ◎(非常に高い) |
ファイアウォール機能 | 不正なアクセスをブロック | ○(高い) |
VPN(仮想プライベートネットワーク)対応 | 安全な通信経路を提供 | △(用途による) |
ペアレンタルコントロール | 子どものネット利用を制限 | △(家庭環境による) |
ゲストネットワーク | 来客用の分離された接続環境 | ○(高い) |
最低でもWPA2以上の暗号化規格に対応したルーターを選ぶべきですが、できれば最新のWPA3対応モデルがセキュリティ面では安心です。WPA3では、個別の暗号化セッションを提供することで、公共のWi-Fiでも安全に通信できるようになっています。
また、近年のハイエンドルーターには不正アクセスを検知・ブロックする機能や、マルウェア対策機能が搭載されているものもあります。例えば、ASUSのAiProtectionやNETGEARのARMOR機能などは、ネットワーク全体を保護するセキュリティソリューションを提供しています。
あわせて、家族で使用する場合はペアレンタルコントロール機能も重要です。子どものインターネット利用時間の制限や、特定Webサイトへのアクセスを制限する機能があると安心です。
価格帯
Wi-Fiルーターは機能や性能によって価格帯が大きく異なります。予算に応じた選択肢を知っておくことで、最適なルーターを選択できるでしょう。
価格帯 | 特徴 | おすすめの用途 |
---|---|---|
3,000円~5,000円 | 基本的な機能のみ、11n/ac対応の普及モデル | 一人暮らし、シンプルな利用 |
5,000円~10,000円 | 比較的高性能、11ac対応、ギガビットLAN | 小~中規模の家庭、マンション |
10,000円~20,000円 | 高性能、11ax対応、メッシュ対応も | 大きめの家庭、戸建て、複数デバイス接続 |
20,000円以上 | 最高性能、メッシュWi-Fiシステム、ゲーミング向け | 大規模住宅、ゲーマー、動画配信者 |
単身世帯や小規模な住居であれば、5,000円~10,000円程度の中級モデルでも十分な性能を発揮することが多いです。一方、家族で多くのデバイスを同時接続する場合や、オンラインゲームを快適にプレイしたい場合は、10,000円以上の高性能モデルを検討する価値があります。
メッシュWi-Fiシステムは、親機と子機のセットで2万円前後からが相場です。広い住居で電波をくまなく届かせたい場合はやや高額になりますが、導入価値はあるでしょう。
ただし、高価格帯のルーターでもインターネット回線自体の速度を超えることはできません。契約しているインターネット回線の最大速度に合わせて選ぶことが大切です。例えば、100Mbpsの回線契約であれば、ギガビット対応の中級モデルで十分対応できます。
一人暮らしにおすすめのWi-Fiルーター
一人暮らしの場合は広い範囲をカバーする必要がなく、接続する端末も比較的少ないため、コストパフォーマンスに優れたコンパクトなWi-Fiルーターが適しています。ここでは、一人暮らしの方に最適なWi-Fiルーターの特徴とおすすめ機種を紹介します。
一人暮らし向けのWi-Fiルーターを選ぶ際のポイントは以下のとおりです。
- コンパクトで設置場所を取らないサイズ感
- 1〜3台程度の端末接続に対応する性能
- 手頃な価格帯(5,000円〜10,000円台程度)
- 設定のしやすさと操作の簡便性
- ワンルームやコンパクトな間取りに適した電波範囲
一人暮らしだと無線LANルーターの設置場所も限られてしまいます。コンパクトで邪魔にならず、かつ十分な性能を持つモデルを選びましょう。
おすすめWi-Fiルーター3選(一人暮らし向け)
一人暮らしのニーズに応える、コスパと使いやすさに優れたWi-Fiルーターを3機種ピックアップしました。一人暮らしのWi-Fiルーター選びでは、過剰なスペックを求めるよりも生活スタイルや部屋の環境に合わせて適切に選択しましょう。
【バッファロー】 WSR-1500AX2L
項目 | 仕様 |
---|---|
通信規格 | IEEE 802.11ax/ac/n/a/g/b(Wi-Fi 6対応) |
周波数帯 | 2.4GHz/5GHz(デュアルバンド) |
最大速度 | 1,201Mbps(5GHz)+ 300Mbps(2.4GHz) |
LANポート | 3ポート |
サイズ | 幅55×高さ×159×奥行130mm |
参考価格帯 | 約5,000円~ |
コンパクトな一人暮らし向け間取りに最適な、高コスパなWi-Fi 6対応ルーターです。
Wi-Fi 6に対応しながらも比較的リーズナブルな価格帯が一人暮らしの方には魅力的です。スマートフォン、ノートPC、タブレットなど複数端末を同時接続しても安定した通信が可能です。
専用アプリを使えば、スマホから簡単に初期設定が行えるため、Wi-Fiルーターの設定に不慣れな方でも安心です。また、IPv6高速ハイブリッド対応で、動画視聴やゲームなどでも快適な通信環境を実現します。
ユーザーからは「設置が簡単」「コンパクトな部屋でも十分な電波強度」という評価が多く、一人暮らしの需要に応える製品といえます。
【NEC】Aterm PA-WG1200HS4
項目 | 仕様 |
---|---|
通信規格 | IEEE 802.11ac/n/a/g/b(Wi-Fi 5対応) |
周波数帯 | 2.4GHz/5GHz(デュアルバンド) |
最大速度 | 867Mbps(5GHz)+ 300Mbps(2.4GHz) |
LANポート | 3ポート |
サイズ | 幅33×高さ×146×奥行97mm |
参考価格帯 | 約5,000円~ |
Wi-Fi 5対応ながら、安定した通信品質と低価格が魅力のルーターです。
高価なルーターを用意するほどではないけれど安定したネット環境が欲しい——そんな一人暮らしの方にぴったりのモデルです。スマートフォンでの動画視聴やネットサーフィンはもちろん、PC作業やWeb会議もストレスなく行えます。
設定もシンプルなため初心者でも迷うことなくセットアップが可能で、設置場所を選ばないスリムなデザインもポイントです。
「安く済ませたいけれど、品質は妥協したくない」という方におすすめの堅実な一台です。
【TP-Link】Archer AX3000
より快適な通信環境を求める一人暮らしの方にぴったりのWi-Fi 6対応ルーターです。
高速通信と広範囲への電波カバーを両立しており、1K〜2LDK程度の間取りでも安定した接続が可能。スマートホーム機器や複数端末の同時利用にも強く、テレワークや動画視聴もスムーズです。
専用アプリでスマホからの設定・管理も簡単に、初心者の方でも安心して使い始めることができます。
「ワンランク上の安定感がほしい」「ちょっと広めの部屋に住んでいる」という方におすすめの、信頼性の高いモデルです。
一人暮らしの効果的なWi-Fiルーター設置方法
一人暮らしではスペースが限られてしまうため、Wi-Fiルーターの設置場所は重要です。
設置のポイントをご紹介します。
- なるべく部屋の中央付近に設置する
- 高い位置(棚の上など)に置く
- 電子レンジやコードレス電話などの電波干渉源から離す
- 金属製の家具や壁から離して設置する
- ルーターの周りに物を置かず、通気性を確保する
ワンルームや1LDKなどの環境であれば、上記のポイントを意識するだけで電波状況が大きく改善されることがあります。
一人暮らしのWi-Fiルーター選びでよくある質問
Q: 一人暮らしでも高性能なWi-Fi 6対応ルーターは必要ですか?
A: 必須ではありませんが、最新のスマートフォンやPCを使用しているなら将来性を考慮してWi-Fi 6対応モデルを選ぶメリットはあります。特に、複数端末を同時に接続する機会が多い方には有用です。ただし、通常の利用であればWi-Fi 5(11ac)対応モデルでも十分快適に使用できます。
Q: 一人暮らしでメッシュWi-Fiは必要ですか?
A: ワンルームや1LDK程度の広さであれば、通常は単体のWi-Fiルーターで十分対応できます。メッシュWi-Fiは2LDK以上の広さや、鉄筋コンクリート造の壁が多い物件で電波が届きにくい場合に検討すると良いでしょう。
Q: 省スペースの一人暮らしで小型のルーターと大型のルーターはどう使い分ければいいですか?
A: 設置スペースが限られる場合は小型モデルが便利ですが、一般的に大型のルーターのほうがアンテナ性能が高く、電波の範囲も広くなります。部屋の広さ、間取り、壁の材質などを考慮して選ぶと良いでしょう。40㎡未満の部屋であれば、コンパクトモデルで十分対応できる場合が多いです。
マンションにおすすめのWi-Fiルーター
マンションでは戸建てと比較して隣接する住戸が多く電波干渉が起こりやすい環境です。また、コンクリートの壁や床による電波の減衰も考慮する必要があります。マンション向けのWi-Fiルーターを選ぶ際は、電波干渉に強い機種や、壁や床を通過しやすい電波特性を持つモデルがおすすめです。
部屋の広さや間取りによっては、メッシュWi-Fiシステムの導入も検討するとよいでしょう。
おすすめWi-Fiルーター3選(マンション向け)
マンションで快適なインターネット環境を構築するためのWi-Fiルーターを3機種ピックアップしました。電波干渉対策、壁や床の貫通性、設置のしやすさなど、マンション特有の課題を解決できる製品を紹介します。
マンションでの快適なWi-Fi環境は、適切なルーターの選択と最適な設置位置の両方が重要です。今回紹介する3機種はいずれもマンション環境に適した高性能モデルなので、ご自宅の状況に合わせて参考にしてみてください。
【NEC】 Aterm WX(AX)5400T6
項目 | 仕様 |
---|---|
通信規格 | IEEE 802.11ax/ac/n/a/g/b(Wi-Fi 6対応) |
周波数帯 | 2.4GHz/5GHz(デュアルバンド) |
最大速度 | 2,402Mbps(5GHz)+ 574Mbps(2.4GHz) |
LANポート | 4ポート |
サイズ | 幅52×高さ×200×奥行215mm |
参考価格帯 | 約20,000円~ |
「Aterm WX(AX)5400T6」は国内メーカーNEC製の高性能Wi-Fi 6対応ルーターです。
電波を効率よく届ける「ワイドレンジアンテナPLUS」や「ビームフォーミング」機能を搭載し、間取りの影響を受けにくい安定した通信が魅力です。4×4の高速通信に加えてIPv6(IPoE)対応なので、混雑する時間帯でも快適なインターネット環境をキープします。動画視聴やオンライン会議、ゲームなどもサクサク快適に使えます。
「国内メーカーの安心感がある」「マンションでも電波がよく届く」といったユーザーの声も多く、一人暮らしからファミリー層まで幅広く支持されています。
【TP-Link】 Deco X20
「Deco X20」はTP-Linkのメッシュ対応Wi-Fiルーターで、マンション全体をカバーできる広範囲なWi-Fi環境を構築できます。特に、L字型やリビングから離れた部屋がある間取りのマンションに最適です。自宅の間取りに合わせてユニットを追加するのがいいでしょう。
- 1~3LDK(1パック)
- 3~4LDK(2パック)
- 4~6LDK(3パック)
Deco X20の最大の魅力は、複数のユニットで自動的にメッシュネットワークを構築し、マンション内のデッドゾーンをなくせる点です。コンクリートの壁や床で電波が弱まりやすいマンション環境でも、家中どこでも安定した通信が可能です。
OFDMAやMU-MIMO技術によって最大150台以上の端末を同時に接続しても安定した通信を維持し、オンラインゲームやビデオ通話など、低遅延が求められる用途にも適しています。
【TP-Link】 Archer AX73V
「Archer AX73V」はTP-Linkの高性能Wi-Fi 6(11ax)対応ルーターで、高速・安定・機能性すべてにおいてバランス良く、長く使えるモデルです。
6本の外付けアンテナとビームフォーミング技術によってマンションの複雑な間取りでも強力な電波提供が可能です。OFDMAやMU-MIMO技術を搭載しているので、多数の端末を同時に接続しても快適に通信ができます。セキュリティ機能も充実しており、家庭内のネットワークを安全に保ちます。
3LDKまでのマンションであればおすすめの一台です。
マンションの効果的なWi-Fiルーター設置方法
マンションでWi-Fiルーターを設置する際は、いくつか重要なポイントがあります。最適な設置場所を知ることで電波の届き具合も大きく改善されます。設置のポイントをご紹介します。
- できるだけ部屋の中央付近に設置する
- 高い位置に設置する
- 障害物を避ける
- チャンネル設定の最適化を行う
マンションでは、特に上下階や隣接する住戸からの電波干渉が課題になります。最新のWi-Fiルーターには自動でチャンネルを最適化する機能があるため、それを活用するとよいでしょう。また、5GHz帯は2.4GHz帯より干渉が少ない傾向があるため、対応機器では5GHz帯の利用をおすすめします。
マンション向けWi-Fiルーター選びのまとめ
マンション向けのWi-Fiルーターを選ぶ際のポイントを以下にまとめます。
- Wi-Fi 6対応:電波干渉に強く、多数のデバイス接続に対応
- メッシュWi-Fi対応:広いマンションや間取りが複雑な場合に有効
- 電波出力の調整機能:マンション特有の電波環境に対応できる
- セキュリティ機能:近接する他世帯が多いマンションでは特に重要
- 設置のしやすさ:コンパクトなサイズや壁掛け対応のモデルが便利
マンションの広さや間取り、構造によって最適なWi-Fiルーターは異なります。50㎡程度の小型マンションなら単体のハイパワールーター、70㎡以上の中〜大型マンションならメッシュWi-Fiシステムの導入を検討するとよいでしょう。また、インターネット回線の契約速度に合わせたルーターを選ぶことも重要です。
戸建てにおすすめのWi-Fiルーター
戸建て住宅では、複数階や広い面積、壁や家具による電波の遮断など、Wi-Fi環境を整えるための課題が数多く存在します。そのため、広範囲をカバーできる高性能なWi-Fiルーターが必要不可欠です。ここでは、戸建て住宅に最適なWi-Fiルーターの特徴と、おすすめの機種を4つ紹介します。
戸建て向けのWi-Fiルーターを選ぶ際のポイントは主に以下のとおりです。
- 広い範囲をカバーできる電波の強さと到達距離
- 複数階に対応できるメッシュWi-Fi機能
- 多数のデバイスを同時接続できる処理能力
- 家全体の様々な場所で安定した通信速度を維持できる性能
おすすめWi-Fiルーター3選(戸建て向け)
戸建て住宅では、複数階や広いスペースをカバーする必要があるため、高性能な最新規格対応のルーターやメッシュWi-Fiシステムがおすすめです。以下に、特に戸建て住宅に適した3つのWi-Fiルーターをご紹介します。
【TP-Link】Deco XE75
TP-LinkのDeco XE75は「Wi-Fi 6E」に対応したトライバンド構成のメッシュWi-Fiルーターで、戸建て全体をムラなくカバーする高コスパモデルです。
混雑の少ない6GHz帯を活用することで、スマホやPC、スマート家電が多数つながっていても、通信がブレにくく安定したスピードを維持できます。専用アプリからのセットアップも簡単で、初めての方でも安心して導入できます。
自宅の間取りに合わせてユニットを追加するのがいいでしょう。
- 1~3LDK(1パック)
- 3~5LDK(2パック)
最新スペックは欲しいけど価格も抑えたい、そんな方にこそおすすめの一台です。
【バッファロー】WXR-11000XE12(/N)
項目 | 仕様 |
---|---|
通信規格 | IEEE 802.11ax/ac/n/a/g/b(Wi-Fi 6E対応) |
周波数帯 | 2.4GHz/5GHz/6GHz(トライバンド) |
最大速度 | 4,803Mbps(5GHz)+ 1,147Mbps(2.4GHz) |
LANポート | 4ポート |
本体サイズ | 幅75×高さ×195×奥行300mm(アンテナおよび突起部除く) |
参考価格帯 | 約45,000円~ |
バッファローのWXR-11000XE12(/N)は、複数階の戸建て住宅でも高速かつ安定した通信を実現するフラッグシップWi-Fiルーターです。Wi-Fi 6Eに対応し、2.4GHz・5GHz・6GHzのトライバンド構成によって混雑を避けた快適な通信が可能です。最大10Gbps対応のWANポートや2.5GbpsのLANポートも搭載しており、高速回線との相性も抜群。メッシュ機能「EasyMesh」にも対応しているため、家中どこにいてもムラのない電波環境を構築できます。
また、バッファロー独自のアンテナ設計とビームフォーミング機能により、広い敷地でも安定した通信が得られるのが魅力です。家族みんなで同時に動画視聴やオンラインゲーム、テレワークなどを行っても、通信が途切れにくく安心です。
「家のどこにいてもサクサクつながっていてほしい」「家族全員でストレスなく使いたい」「数年後も見据えた性能がほしい」という方には特にハマる一台です!
【NEC】Aterm WX11000T12
項目 | 仕様 |
---|---|
通信規格 | IEEE 802.11ax/ac/n/a/g/b(Wi-Fi 6E対応) |
周波数帯 | 2.4GHz/5GHz/6GHz(トライバンド) |
最大速度 | 4,804Mbps(5GHz)+ 1,147Mbps(2.4GHz) |
LANポート | 4ポート |
本体サイズ | 幅90×高さ×237×奥行257mm(突起部除く) |
参考価格帯 | 約50,000円~ |
NECが誇るハイエンドルーター Aterm WX11000T12は、Wi-Fi 6Eに対応したトライバンドモデルです。2.4GHz/5GHz/6GHzの3つの帯域をフル活用し、通信の混雑を回避しながら超高速・安定通信を実現します。Wi-Fi EasyMesh™対応により、広い一軒家でもメッシュ構築で家中どこでもつながる快適な通信環境を整えることができます。
スマート家電や複数台のスマホ・PCが同時につながっても快適な、ファミリー世帯にも心強い高性能・高信頼の1台で、広い戸建て住宅で、高速・安定・安全なネット環境を求める方にぴったりなフラッグシップモデルです!
戸建て住宅向けWi-Fiルーターの選び方
戸建て住宅でWi-Fiルーターを選ぶ際には、以下のポイントを考慮しましょう。
- 家の広さと構造に合わせた選択:広い家や複数階の家では、単体のルーターよりもメッシュWi-Fiシステムが適している。
- 電波の到達距離:戸建ては壁や床による電波の減衰が大きいため、強力な電波を発するモデルを選択する。
- 同時接続台数:家族全員のデバイスに加え、スマートホーム機器などの接続も考慮し、多数の接続に対応できるモデルを選択する。
- 通信規格:複数デバイス接続時にも安定しているWi-Fi 6(802.11ax)対応モデルがおすすめ。
- セキュリティ機能
戸建て住宅でWi-Fi環境を最適化するポイント
Wi-Fiルーターを選定後は以下の点に注意しながら設置・設定し、より快適なWi-Fi環境を実現しましょう。
- できるだけ部屋の中央付近かつ高い位置に設置する
- 電波干渉を避ける(電子レンジやコードレス電話など)
- チャンネル設定の最適化を行う
- メッシュWi-Fiの追加ユニットを配置する
- ファームウェアを定期的に更新する
戸建て住宅では、複数階や広いスペースでも均一な通信環境を実現することが大切です。特に、家族が多い場合や、在宅勤務、オンライン学習、動画ストリーミングなど高い通信品質が必要な場合は、性能の高いWi-Fiルーターを選択する価値が十分です。
まとめ
今回は住環境や用途に合わせたおすすめWi-Fiルーターを紹介しました。Wi-Fiルーター選びでは通信規格、周波数帯、有線ポート数、セキュリティ機能など、ご自身の環境と用途に合った製品を選ぶことが重要です。快適なネット環境構築にお役立てください。